借金がかさみ、返済が困難になった人のための法的な借金の整理の方法のことを言います。
債務整理は任意整理(過払い金返還請求を含む)、自己破産、個人再生、特定調停の4つに分けられます。これらの法的手続きにより、借金を無くしたり、大幅に減額することが可能となります。
いまだに自己破産しかないと思っている方が少なくないのも事実ですが、任意整理や個人再生を利用することによって自己破産をしなくても債務の過剰状態を脱し、新たな生活も立てなおすことができます。
借金がなくなり、払い過ぎたお金が戻ってきます。返還された過払い金で他の業者の借金返済に充てる事ができるため、借金がなくなる可能性が高くなります。過去に借金を完済していても過払い金返還請求ができます。(完済後10年以内の場合)
2010年4月19日以降、過払い金返還請求をしても信用情報機関に登録されなくなりました。
生活状況:年齢40歳 既婚(夫と子供2人)パート
手取り月収 8万円 消費者金融5社233万
Oさんはもともと専業主婦で、夫の月収23万で家計をやりくりしていましたが、子供の教育費や生活費の不足を、消費者金融やクレジット会社より借り入れ、返済が困難になり本人もパートで働くも月々の返済がパート収入を上回り(約10万円)夫に内緒で返済するのが困難となり、司法書士に相談しました
総債務233万円→50万円に減額、月返済も10万円→2万円に。しかも、これから何年かかるか分からなかった返済期間も2年1ヶ月へ。
借入先 | 借入期間 | 借入額 | 債務整理後の金額 |
---|---|---|---|
A社 | 4年 | 75万円→ | 29万円 |
B社 | 4年 | 50万円→ | 16万円 |
C社 | 7年 | 48万円→ | 22万円過払返還 |
D社 | 3年 | 32万円→ | 13万円 |
E社 | 2年 | 28万円→ | 14万円 |
生活状況:年齢66歳 既婚(妻)無職(年金収入のみ)
消費者金融5社500万(昨年完済済み)
Fさんは、ギャンブルや飲食代などで消費者金融から500万円もの借入を14年に渡り返済し続け、9年前に会社を定年退職した時に退職金の大半を使い一括で支払いました。ある時、知人より払い過ぎている分の返還請求をできるのでは?との話を聞き、司法書士に相談しました
Fさんはグレーゾーン金利を長年にわたって支払っていたため、結果として409万円もの過払い返還に成功しました。
借入先 | 借入期間 | 債務整理後の金額 |
---|---|---|
A社 | 14年 | 138万円 |
B社 | 12年 | 115万円 |
C社 | 9年 | 85万円 |
D社 | 8年 | 56万円 |
E社 | 4年 | 15万円 |
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